未成年者が相続する時の注意点について

未成年者は判断能力が未熟なため、単独では相続放棄をすることはできません。

相続放棄しようとする者が未成年者である場合、
自ら単独で相続放棄の申述をすることができないため
親(法定代理人)が未成年者本人に代わって子の相続放棄をすることになります。
経験の浅い未成年者では、遺産に関する権利関係を正確に把握することができず安易な相続放棄を選択してしまい、
それにより不利益を被る恐れがあるからです。
ただ、親(法定代理人)が自由に子を代理して相続放棄できるとなると、
子だけ相続放棄をさせて自分の法定相続分を増やすことが可能となってしまい、
子の利益を害する危険性があります。
未成年者の利益を保護するためにも日本の法律は未成年者単独での相続放棄を認めていません。
未成年の子だけが相続放棄するようなケースの場合、
子の利益のために親とは別人の特別代理人を選任する必要があります。
家庭裁判所に申し立てて、法定代理人(親自身など)とは別人の「特別代理人」を選任してもらうことになります。
親子一緒に相続放棄するようなケースであればこういった危険はないため、
親(法定代理人)からの依頼のみで相続放棄をすることが可能です。

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